岡田克也外務大臣は、12日静岡市清水区で行われた演説会に参加し、民主党への支持を訴えた。
演説会は、清水マリンターミナルで行われ、田村謙治衆議院議員の後援会を中心とした約1000人で会場は埋め尽くされた。
冒頭、岡田外務大臣は、政権交代後9カ月で鳩山政権が代わったことについて、内閣の一員としての反省の弁を述べたうえで、在日米軍は日本の安全保障のために必要であると述べた。それと同時に、沖縄の負担軽減という観点から、在日米軍の7割が沖縄に集中している今の現状を改善していく必要性を鳩山政権に続き、菅政権としても持っていることについて言及した。
そして、外務大臣として、この間過去に米国との間にあった密約を洗い出し、発表したことに触れ、これまで国会答弁で「存在しない」と強弁していた自民党政権を批判、「政権交代でいろいろなことが変わりつつある」ことを強調し、「古い政治」には戻してはいけないと民主党政権への理解と支持を訴えた。
また、自身が6年前の選挙で民主党代表であったことに触れ、「選挙は楽でない」との認識を示した。また「もちろん連立政権は大事」と述べたうえで、いろいろな政策を推進する上で、「民主党単独の政権」の必要性を説いた。
この演説会には、地元選出の内閣府大臣政務官の田村謙治衆議院議員、民主党幹事長代理の細野豪志衆議院議員、国土交通大臣政務官の藤本ゆうじ参議院議員らが参加した。
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