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2010/06/16
今後は与党としてスムーズに審議できるよう努力する 平田参院国対委員長
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 平田健二参議院国会対策委員長は16日午後、国会内で定例記者会見を行い、国会閉会日の動きについて語った。

 平田参議院国対委員長はまず、現在衆議院で内閣不信任案が審議中であるとしたうえで、「慣例により、参議院も会期末処理のための委員会が開かれていない。衆議院本会議終了後に行う」と報告した。

 また、自民党の鈴木国対委員長とは、「今日は会期末処理の本会議を開くと約束していたが、問責決議や解任決議のために本会議を開くことは約束していない。従って問責や解任決議が取り下げられない限り、本会議の開催については了解しないとお伝えした。併せて、厚生労働委員会で審議している法案等の緊急上程があれば本会議で採決すると申し入れた」ところ、会見中に鈴木国対委員長から回答があり、拒否されたため、本会議開催については議院運営委員会に委ねることになったとした。

 今国会を振り返っての所感を求められた平田参院国対委員長は、「予算が上がるまではスムーズに進んだが、その後渋滞し始めた。衆参の連携をもう少し緊密にしなければいかんかなと思う。首相の交代にも10日前後取られ、審議が止まった。今後はそういったことのないようにしたい」と述べ、与党としてスムーズに審議できるよう努力するとした。

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