■仙谷由人官房長官会見■
仙谷由人官房長官は23日午前、官邸内での定例会見で、沖縄慰霊にあたる同日、菅直人総理(代表)が沖縄県糸満市で開かれる沖縄全戦没者追悼式に出席するため就任後初めて同県を訪問していることに関連し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)問題について記者団から問われた。
菅内閣としては「外務省、防衛省、沖縄県、その他の連携を官邸が中心となり、これからは情報集約と行動をより丁寧に緊密に図っていかなければならないと感じている」とコメント。官房長官は東京を離れてはいけない立場でありどこまで現地に入れるかは今後検討していくとしたうえで、「私自身はいろんなご縁があり、そのルートを使って行くべきだし、行かないといけないと思う」と述べた。
同日午後の定例会見で仙谷官房長官は、今度の参院選挙について「これからの日本の政治の「質」を55年体制の政治から、一人ひとりの幸福や自己実現を可能ならしめるような社会環境や生活環境を作っていく選挙」との見解を示した。そのうえで、「歴史的な意味をもった選挙で、新しく発足した菅直人総理を主犯とする政治への信任・信頼を寄せていただきたい」とした。
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