民主党の松沢成文NC教育・科学技術大臣は19日、学級編成基準を40人に維持することなどを内容とする「今後の教職員定数の改善に関する基本的な考え方」を文部省が発表したことを受けて談話を発表。
松沢大臣はこのなかで、(1)国が基準を40人に定めている限り、少人数学級編成の財政的負担は地方自治体に課される(2)フルタイムの教員に代えて非常勤講師を活用するというが、責任をもって教育にあたるのはフルタイムの教員が望ましい―などの問題点を指摘し、「教育の重要性が改めて問われている今も、文部省は小手先の施策で済ませようとしている」と批判。民主党として、「きめ細かな教育の実現をめざし、30人学級の早期実現と教育環境の改善を求め、抜本的な教育改革を断行する」と述べた。
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