民主党は25日午前、党本部にて在日外交団へのブリーフィングそして懇親の場となる第3回「カフェ・デモクラッツ(Café Democrats)」を伴野豊新国際局長(衆議院議員)主催のもと開催し、細野豪志幹事長代理・マニフェスト企画委員会主査(衆議院議員)が約70名の外交団(うち大使9名)に対し、「民主党参議院選挙マニフェスト」についてブリーフィングを行った。
冒頭、伴野国際局長が挨拶し、菅直人代表(総理)体制の新たな国際局役員である、中野譲(衆議院議員)、大西健介(衆議院議員)、中林美恵子(衆議院議員)、早川久美子(衆議院議員)、三宅雪子(衆議院議員)の各国際局副局長を紹介した後、各々から今後の抱負が述べられた。民主党のインターネット英語ニュースMNN (Minshuto News Network)も紹介され、参加した各国の大使館関係者からは放送がとても分かりやすいとの評価が寄せられた。
細野幹事長代理は、配布された英語訳も活用しながら「民主党の政権政策Manifesto2010」について概要を紹介し、特に、今回のマニフェストでは、強い経済、外交・安全保障政策がその大きな柱として詳細に記載されていると説明した。強い経済の具体策のひとつには法人税の引き下げがあると解説するとともに、外交政策については、本日参加の各国全てを網羅できていないものの、EPA・FTAに活発に取り組む等、積極的な姿勢を示した。
ブリーフィング後、参加した外交団からは、率直なコメントや質問が交され、それに対し細野幹事長代理より丁寧な説明があった。ブリーフィング及び質疑の間、今朝未明、南アフリカでのワールドカップで日本が勝利したことに対する喜び及び御祝いの言葉で包まれた。伴野豊国際局長は、民主党も今後、各国と「ウィン・ウィン(Win-Win)の関係」を築きながら、決勝リーグへ行けるよう取り組んでいきたいと語り、和やかな雰囲気の中でブリーフィングを終えた。
●マニフェスト(英訳)
DPJ's Policy Platform for Government: Manifesto 2010 (June, 17, 2010)
http://www.dpj.or.jp/english/manifesto/manifesto.html
●民主党のインターネット英語ニュースMNN (Minshuto News Network)
*USTREAM
http://www.ustream.tv/channel/dpj-channel
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