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2010/06/26
玄葉政調会長、香川県三豊市内で街頭演説 日本の再成長への道を説く
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 玄葉光一郎政策調査会長兼国務大臣は26日午後、香川県三豊市内で街頭演説を行い、「強い経済、強い財政、強い社会保障」を実現することで日本を再成長させると宣言。民主党へのさらなる理解を呼びかけた。

 玄葉政調会長ははじめに、今、時代は峠であり、政治が国の仕組みを作り直すことで日本を再成長させることができるとして、菅総理(代表)の下、仕組みの作り直しの再出発を図っていると紹介。菅総理が掲げる「強い経済、強い財政、強い社会保障」を実現することで、日本人の誇りを取り戻し、子どもたちの未来が輝くよう、その未来への希望を取り戻していくと表明した。

 玄葉政調会長は仕組みの作り直しのひとつとして「地域主権」を挙げ、地域のことは地域で決められるよう改めると主張。地域主権の実現に向けて、地域の事情がわかる人材の必要性も説いた。

 また、地域経済を疲弊させた原因として日本の実質経済成長率の低さにも言及、民主党政権に交代後、長らく続いたマイナス成長からこのたび2.6%になったと述べ、さらに3%を目指していくとした。政府が成長戦略を決定したことにも触れ、環境、エネルギー、観光、地域、医療、アジア経済などの分野でその具体策を推し進めていく考えを示した。

 玄葉大臣はまた、強い財政の実現には税制の抜本的改革が必要であると指摘。消費税を含む議論をスタートさせるとする一方で、その前段として無駄遣い削減の必要性を強調し、「議員の定数削減」「事業仕分けの第三弾」などを積極的に行っていくと説明した。

 さらに、社会保障分野についても、医療・介護といった需要のあるものを産業として発展させていくと主張。「命を守る政治」を目指した鳩山政権下では、うつ病対策などを行ったことで自殺者が減少したことも併せて紹介した。

 街頭演説会には、地元香川選出の玉木雄一郎衆院議員、植松恵美子参院議員も参加した。

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