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2010/06/30
日本の元気を復活させるため、新しい政治の歩みを進めよう 松山市内で枝野幹事長が訴え
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 枝野幸男幹事長は30日、愛媛県を訪れ、県内4カ所で街頭演説を行うなど精力的に活動を展開。聴衆の熱い声援と拍手に包まれるなか会場に現れた枝野幹事長は、その期待に応え新しい政治の歩みを進めることで「日本の元気を復活させる」と誓った。

 松山市駅前での街頭演説で枝野幹事長は、「私たちは時代に合わなくなった政治を変えるための一歩を踏み出した」と切り出すと、「この20年間、皆さんの暮らし、この松山の街、日本はどうでしょう。残念ながら活力、元気を失い、閉塞状況に覆われているのではないか」と提起。「日本の元気を復活させるために、古い政治を180度転換させなければならない」と力強く表明した。

 枝野幹事長は、明治維新以来続いた「強いものをより強くする政治」は、戦後日本がチャレンジャーだった時代には高度成長を成し遂げ、理にかなったものだったとしたうえで、現在は時代の変化にそぐわず、多くの人の犠牲の上に成り立ってきたものだと指摘。小泉・竹中政権に象徴される弱肉強食の政治は社会構造をゆがめ、ワーキングプア生み、格差を拡大させてきたと批判、現在の少子高齢社会においてはやり方を改めてなければいけないと主張した。

 今やらなければいけないことは、一人ひとりの暮らしの足元を見つめる「国民の生活が第一。」の実現により日本の元気を復活させることだと強調。そのためには、(1)老後の安心を整える(2)社会全体で子育てを支えることで子育て当事者にのみならず、街の元気を呼び起こす子どもたちの歓声を取り戻す――といった取組みが重要だと説き、「昨年の夏、そのための新しい政治を踏み出したばかり。9カ月の反省を踏まえながら、この歩みを止めてはならない」と、民主党への理解を求めた。

 また、政権交代の成果のひとつとして事業仕分けを挙げた枝野幹事長は、「事業仕分けによって明らかになった税金のムダ遣い、天下りの温床になっている仕組みを抜本的に変えていく、その作業を進めているところ」だと説明。「ムダ遣いをやめる政治の後押しを」「時計の針を前に進めていこう」と呼びかけ、そのためには安定政権の確立、暮らしの目線で、暮らしを守る政治を実現していく人物が必要だと訴えた。

 なお、この街頭演説会では永江孝子衆議院議員が司会を務めた。

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