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2010/07/03
閉塞感に覆われた日本を元気に 新庄駅前で枝野幹事長が街宣
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 枝野幸男幹事長は山形県新庄市内で3日夕、街頭演説を行った。

 枝野幹事長は「増えている街中にいるたくさんの高齢者のみなさんが、元気になっていただかないで、街の元気が出てくるか?街の中に子どもたちの元気な遊び声が聞こえない街が、どんなに色々なことをやったって、元気な街になるのか?子どもたちの元気なにぎやかな声の聞こえない日本が、明日の未来に希望の持てる日本になるのか?」と閉塞感に覆われた現在の日本を元気にすることの必要性を説いた。

 その中で、枝野幹事長は「子育てを支援をする、本当はお子さんはもっと産み育てたいと思っている若い人たちは沢山いる。そのみなさんが安心して、子どもを生み育てることのできることは、当事者であるお父さん、お母さんなど、若い人たちのためだけではない。そのことによって、地域の元気が、日本の元気が出てくる」とし、「(今までのように)強いものがより強くする政治ではなく、老後や子育てという暮らしの安心を支えていく政治こそが、まさに去年の8月に(国民の)みなさんによって始めさせていただいた新しい政治である。せっかく始めたこうした新しい政治の動き、しっかりとみなさんのところに成果が届くようにして欲しい」と集まった聴衆に呼びかけた。

 また、同日、行ったさくらんぼ農園での視察を踏まえ、「日本の農業は安全・安心で美味しいものがたくさんある。みなさんの手によって一生懸命、安全で、美味しいものを作っていただいたものが、欲しい人たちのところに、しっかりと伝わっていく、届いていく仕組みを国内においても、世界との関係においても作っていかなければならない」と、成長戦略としての農業政策の重要性を説いた。

 なお、演説会には吉田治、本多平直両副幹事長、舟山康江農林水産大臣政務官・参議院議員、和嶋未希山形県連代表・衆議院議員も参加し、支援の輪を訴えた。

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