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2010/07/07
菅代表(総理)、鳥取県米子市で街頭演説
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 菅直人代表(総理大臣)は7日午後、鳥取県米子市で街頭演説を行い、人間の、親子の、地域の関係をもう一度しっかりと繋ぎ合わせていく。そこに、日本に元気を取り戻す第一歩がある。そのための政策を民主党に進めさせていただきたいと、会場を埋めた約3000人の聴衆に向けて、力強く訴えた。

 菅代表(総理)は、今の日本は、旧政権のもと20年間に渡り経済が低迷し、社会が閉塞状態になっていた。痛ましい事件も起こってしまったと話した。そのうえで、この閉塞感から抜け出すために、「人間の、親子の、地域の関係をもう一度しっかりと繋ぎ合わせていく。そこに、日本に元気を取り戻す第一歩がある」との考えを示し、日本に活力を取り戻す仕事を民主党に任せてほしいと訴えた。

 また、菅代表(総理)は、「私は最近地球儀を反対から眺めてみている」として、「今地球でもっとも繁栄している地域は、インド、東南アジア、中国からロシアまでの地域だ。日本もこの地域に入っているが、今までの(自民党)政府は、地政学的優位さを生かしてこれなかった」と指摘。「私は、日本を再生させていく上で、国内的には社会保障の充実、国外的にはアジアの成長を助けるとともに、日本の成長に繋げる」と話し、日本海に面したこの地域が活躍する時代がやってきたとの考えを示した。

 菅代表(総理)は、昨年8月の総選挙で皆さんからに頂いた、政権交代という大きな責任を感じていると述べ、「野党はいろいろと批判をするが、政権交代をして、今までの政権ではできなかった、税金のムダ遣いを無くす、子育て支援、農業への直接支払い制度の導入などを行った」とこれまでの成果を強調。これらの政策をさらに進めさせていただきたいと、声を大きくして会場を埋め尽くした聴衆に訴えた。

 この日の街頭演説会では、川上義博参院議員・鳥取県連代表も挨拶に立ち、「政権交代をしてみたら、借金の証文ばかりだった。この借金を返し、経済を上向かせなくてはならない」それが政権党としての民主党の責任だと話し、これから行う改革に理解を示してほしいと求めた。

 また、柚木道義、湯原俊二、高井崇志衆院議員らも会場に駆けつけ、それぞれ民主党の政策を示し、いっそうの理解を求めた。

 

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