トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2010/07/08
「総選挙までの間は消費税を上げない」菅総理、熊本で記者団に
記事を印刷する



 菅直人総理(代表)は8日午後熊本市で、記者団から(今回の参議院選挙で)2回熊本入りしたことについて問われ、「この熊本県は細川護熙元首相のお膝元で、民主党ができたのも細川さんの大きな力があった」とし、(今回の参議院選挙における)象徴的な選挙区であると位置づけたうえで、「そういった勇気ある熊本からさらに政権交代の歩みを前進させてもらいたいという思いでやってきた」と答えた。

 次に同日、総理大臣就任1カ月を迎えてやりたいことの何%くらい手をつけることはできたかという質問には、就任後すぐに宮崎へ赴き口蹄疫の対策、その後沖縄県での戦没者慰霊式典に参加、カナダでのG8、G20サミットやさらなる日米同盟深化やアジア・太平洋の平和に協力していくことなどについてなされたオバマ米国大統領との会談などを挙げて、「私自身は多忙ではあったが、大変有意義でやるべきことはできた」と思っていると述べると同時に、「民主党の議員みんなが元気はつらつと活動し、民主党らしさ、活力を取り戻した」と満足感を示した。

 最後に消費税論議についての質問には、「いつも申し上げている通り、6月17日にマニフェストで超党派の消費税を含む税制の議論を行おうと申し上げた。その時点で自民党が決めていた消費税率10%と言う考え方も参考にさせて頂きたいと申し上げた。それに対して1ミリたりともブレてはいないし、後退もしていない」と答え、加えて鳩山前総理が在任中に消費税をあげることはしないとしたことについても菅総理(代表)は「全くその通りであり、議論を始めようと言うことであり、仮に議論がまとまったとしてもあくまで次の総選挙で国民の皆さんに判断をして頂いた上で、その了解があった段階での話である」と説明。昨年の総選挙から次の総選挙までの間は消費税を上げないと言う鳩山前総理と自身の考えは全く変わっていないと重ねて強調した。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.