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2010/07/15
【今日の官邸】菅総理(代表)記者ぶら下がり、仙谷官房長官会見
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■菅直人総理(記者)ぶら下がり■
硫黄島の遺骨収集特命チーム編成 菅総理が記者団に

 菅直人総理(代表)は、15日夜官邸で記者団に長妻昭厚生労働大臣が硫黄島から帰り、報告を受けたとしたうえで、阿久津幸彦総理補佐官をリーダーとする硫黄島の遺骨収集特命チームを編成し、遺骨収集に政府を挙げて取り組む考えを表明した。特命チームは内閣、厚生労働省、防衛省から編成される。

 菅総理は、以前から硫黄島の遺骨収集に関心をもっており、自身も小沢代表(当時)とともに硫黄島を訪れたこと、また、国会の予算委員会でも質問したこと、質問主意書を出したことも挙げ、「遺骨収集にしっかりと取り組んでいきたい」とした。また機会があれば、再度硫黄島を訪れることもあるとした。

■仙谷由人官房長官会見■

 仙谷由人官房長官は15日午前11時頃、首相官邸にて定例記者会見を行い、西日本地域に被害をもたらしている豪雨が、地域をより北上させ、山口県で13日0時以降の降水量が400ミリ以上になっていることを受け、「大きな災害にならないように祈りながら、警戒怠りなく注視をしている」とした。

 また、会見が開かれた時点で、首相官邸に出邸していなかった菅直人総理については、官邸に隣接する公邸にて事務打ち合わせや電話等をしながら公務を行っていることを明らかにした。

 なお、会見には福山哲郎官房副長官も同席した。

 同日午後の会見で仙谷長官は、国家戦略室の機能縮小への動きがあるか問われ、「いわば再提議とでもいうこと」と前置き。この間、副総理兼国家戦略担当大臣が行っていたこと及び行政刷新大臣兼国家戦略担当大臣が行っていたこと、さらには国家戦略担当大臣と公務員制度改革とを担当していた時期といろいろあると説明。そのなかでは法律上、閣議決定上での分担ではなく、従来のライフワークや関心テーマであるために担当した分野もあるとして、今後は「できれば本来的なポリシーユニット機能に戦略室をした方が十全の機能を果たすのではないかという議論をしている」と述べた。

 総理からの特命事項の対応、総理からいつ要求要望が来ても応えられるような態勢づくり、また中長期ビジョンのような国家戦略のとりまとめといった分野に仕事の重心が置かれるよう環境づくりを行うことになると語った。主たる基本業務について、中長期的なビジョンの検討等に対応できる体制をつくっていく、シンクタンク機能に重点を置くことになると重ねて説明した。

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