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2010/07/05
菅代表、愛媛でみかん農家を視察
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 菅直人代表(総理)は5日、愛媛県松山市別府町を訪れ、みかん畑を視察。関係者から地域における果樹農業の実態や問題点を聞いた。

麦わら帽子姿で急斜面の畑を歩いた菅代表は、温州みかんはじめタロッコ、デコポンなど9種のみかんについて収穫時期などの説明を受けた後、摘果作業を体験。これは、生りすぎた実やキズのあるものを間引いて品質のアップを目指すとともに隔年結果の是正を目的としたもの。時には蜂や蚊の襲撃があるという話も伺いながら、夏の厳しい日差しの下ひととき汗を流した。

 菅代表はこの後、畑の一角でかんきつ農家ら約30人とおにぎりなどを食べながら懇談。農家が高齢化し、後継者が育たず耕作放棄地が増えているとして、働きやすい環境整備と後継者の育成の必要性や、「出荷単価が下がり厳しい」と価格是正を求める声などに熱心に耳を傾けた。

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