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2010/07/17
アジア政党会議(ICAPP)で伴野国際局長がスピーチ
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 伴野豊国際局長は17日、中国雲南省の昆明にて行われた「アジア政党会議(International Conference of Asian Political Parties)」の「貧困対策会議」に出席し、スピーチを行った。伴野局長は、アジアの政党・政治家たちが率先してアジアの貧困や災害支援などに取り組み、連携を強化していく重要性を指摘するとともに、自助努力を促し自立を支援する仕組みや環境整備に重点を置くべきであると強調した。高山智司「(日中)交流協議機構」事務局長が同行した。

 中国共産党中央対外連絡部(中連部)が主催した今回の会議には、アジアの36カ国から約60諸政党、総勢100人以上が参加した。王家瑞中連部長より、胡錦濤国家主席からのメッセージが読み上げられるとともに、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長からビデオ・メッセージが寄せられた。また、アジアの貧困問題に関する国連開発計画(UNDP)からの報告も行われた。

 来る12月、「アジア政党会議」10周年記念総会(第6回総会)のカンボジアの首都プノンペンでの開催に向けて、主催者となるカンボジアの連立与党、人民党及びフンシンペック党を代表して、ソック・アン・カンボジア王国副首相兼閣僚評議会担当大臣が、各参加者に協力を呼びかけた。参加者たちの間では、さまざまな政治体制を有するアジア諸国が政党交流を通じて、政府の立場よりも率直な意見交換を行い意思疎通を図る意義が共有された。

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