羽田幹事長は23日、国会議員会館で開かれた「『神の国』発言を許すな!森首相の即時退陣を要求する緊急市民集会」に出席し、首相の問題発言について「こんな発言をする首相は憲政史上いなかった。こうした首相はすぐ辞めるべきだ」と訴えた。
この集会は、連合の鷲尾悦也会長や江橋崇法政大学教授、評論家の佐高信さんなど11人の呼びかけで開かれた。緊急集会にもかかわらず約200人が詰めかけ、会場はむっとするほどの暑さ。自由党の藤井幹事長、社民党の伊藤副代表も顔をそろえた。
羽田幹事長は、「鳩山代表とともに18日に即時退陣を申し入れる文書を首相に突きつけたら、自民党は『国会運営を勝手にやる』と言いだし、党首討論も拒否する姿勢だ。明らかに失言を恐れての『森隠し』が目的だ」と指摘。さらに、「自民党はもう末期症状、国民の思いをまったく感じなくなっている。もし、首相が退陣要求を受け入れないなら、どんなことがあっても総選挙で勝ちぬき、政権を変えるまでだ」と述べ、力強く政権交代の決意を表明した。
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