参院選挙後初となる与党党首会談が22日夜官邸で開かれ、民主党、国民新党両党は、政策課題で緊密に連携し、強い経済、強い財政、強い社会保障目指すとのスタートラインを共通のものとすることで一致した。
会談には、民主党から菅直人代表(総理)、枝野幸男幹事長、仙谷由人官房長官、国民新党から亀井静香代表、下地幹郎幹事長が出席した。
会談後、枝野幹事長は、記者団の質問に答え、「連立政権の運営をしっかりとしていくこと。景気対策が必要であり、財務省に振り回されないこと、強い経済の実現にはデフレ脱却が大切」との認識で一致したことを明らかにした。
また、強い経済、強い財政、強い社会保障目指すスタートラインに立ったとして、両党間で政策課題で緊密に連携をとることで合意、さらに、前内閣での3党の合意である郵政改革、労働者派遣法改正については、国民新党の努力によって社民党の協力を得ることができたことに菅総理から感謝の言葉が述べられた。
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