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2010/07/26
29日夕方4時から両院議員総会の開催を役員会で決定したと報告 枝野幹事長が会見で
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 枝野幸男幹事長は26日午後、党本部で定例会見し、冒頭、埼玉県の防災ヘリコプターが25日、埼玉・秩父市の山中で山岳事故の救助中に墜落し、人命救助に当っていた5人の方が亡くなった事故について、心からのお悔やみの言葉を申し上げるとともに「埼玉県が主体的にやっていただいていると思うが、原因の究明や善後策について党としてもできることがあればと思っている」と語った。

 続いて、会見に先立って行われた党役員会において、29日夕方4時からの両院議員総会の開催を両院議員総会長に求めることを決定したと報告。第一には9月の代表選挙に向けて中央代表選挙管理委員会の委員を正式決定する、第二には各ブロックごとの参議院選挙の総括に向けたヒアリングが28日まで終了することを踏まえ、執行部として総括案を示して全議員で議論する――との2つの目的で両院議員総会を開催することになるとした。

 役員会ではまた、統一地方選挙について8月中をメドに300人規模を目標に第一次公認を出したいと報告したと枝野幹事長は明かした。各都道府県連に対して決定できる候補者については党本部に報告するよう要請するとともに、調整の必要がある場合は選対委員会で行うことをスタートさせたと役員会で報告し、了承を得たと語った。

 さらに枝野幹事長は、新しい政策調査会のしくみ等についての全議員への説明会を30日にも開催すると述べ、これによって各部門会議で議員は誰でも参加できる場で政策を議論できることになると説明。「私が幹事長をお引き受けしたころから『できるだけ早く』と思っていたしくみがようやく正式にスタートすることになる」と述べた。

 平成23年度予算の組み替え方針についても枝野幹事長はふれ、民主党政調としての方針と、それに基づく内閣としての方向性について政調会長から報告を受けたことを明かし、「政調会長とも話しをしているが、内閣の方では1兆円を相当上回る規模という書き方になっているが、党として要請をした2兆円規模というところについてはしっかりと確保していただけるものということで私としても認識している」と述べ、民主党らしい、夢のある予算にしたいとの考えで「元気な日本復活特別枠」を概ね2兆円確保するとの党政調として提言に言及した。

 続いて、国会対策委員会からの報告を踏まえて政府・民主党首脳会議で議論された、国会議員の給与に当たる「歳費」を日割りにするための改正案の取扱いについて、役員会において改めて状況を整理して対応を協議したと報告。「私どもとしては、日割り法案はマニフェストにも掲げており、早急に法改正することに前向きであるということで確認した」と述べ、野党のなかでしっかり整理してくれるのであれば前向きに取り組みたいとの考えを提示。政府・民主党首脳会議においては菅直人総理(代表)からも、ぜひできるだけ速やかにとの求めがあり、各国対委員長に対応を求めたことを明らかにした。

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