枝野幸男幹事長は18日午後、松江市内において連合島根役員と意見交換するとともに、島根県連幹事会と懇談した。
県連幹事会冒頭での挨拶で枝野幹事長は、参議院選挙での尽力に謝意を示したうえで、「大変頑張っていただいたが残念な結果であった。本部としてもしっかりとこの反省を踏まえて、しかし政権政党として国民の皆さんに対してしっかりと責任を果たしていかなければならない」と表明。
来年4月の統一地方自治体選挙に向け、「地域の皆さんの声をしっかりと受け止めて、地域主権の政治をこの統一地方選挙を通じて多くの皆さんに、民主党の、民主党政権の考えや動きを知っていただき、あるいは声を届けていくための力をつけていかなければならない」と訴えた。
特に参院選の一人区はまだまだ政党としての力が伸びていない状況だとの認識も示し、「本部としてもできるだけ早く支援体制を確立して、一つは国会だが、もう一つは統一地方選挙に向けた動きが反転攻勢に向けた動きになる」と語り、有権者の皆さんと一番身近に接している県連幹部の声を聞くことを通じて国民の皆さんの声を受け止め、参院選の反省もふまえてこれからの体制を整えて行きたいと意向を語った。
意見交換、懇談後に記者団に枝野幹事長が語ったところによると、統一地方選挙に向けて、民主党政権として何をやるべきか、現場の声を聞かせてほしいと求めた。連合島根、県連幹事会から寄せられた指摘について枝野幹事長は、「現場の声をできるだけ活かし、これからの党運営に、特に統一地方選挙に向けた準備、支援体制を進めていく」と重ねて述べた。
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