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2010/08/19
鯖江市役所を表敬訪問 枝野幹事長
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 枝野幸男幹事長は19日昼、福井県鯖江市役所を訪れ、牧野百男(まきのひゃくお)市長ら地元経済関係者と会談した。

 会談では、牧野市長から鯖江市は、国内9割・世界2割のシェアを持つ眼鏡、先端技術で未来を開く繊維、1500年の伝統を有する越前漆器と伝統産業の息づくまちであることが紹介された。

 また、鯖江市は3世代世帯の割合も高く、共働きであっても子育てがしやすい環境であり、高齢者にとっても孫の面倒を見ることがやりがい・生きがいとなり、刺激ある生活を送ることで介護予防にもつながっていることの説明を受けた。

 枝野幹事長は、「国民の生活が第一。」の政策を訴えている民主党の政策立案及び実施で参考になる面が多い。また、鯖江市には、民主党政権が掲げている国内の地域活性化をはかる成長戦略の産業もあり、民主党としても更なる成長のために取り組んでいきたいと応えた。

 また、会談では、堀一實福井丹南農業協同組合組合長から「当面は、来年の生産調整の問題があるが、通常、農林水産省の生産調整の数字が確定されるのは11月末。我々は稲を刈って10月になると来年の生産調整のエリアで、麦・大豆の作付けをやらなければならない。(農水省は)数量がわからなくて、作付けを農家に指導するが、これには大変ズレがある。農水省のコンピューターを早めてもらい、8月か9月に数量を策定するような施策をして欲しい。これは、前の政権の時から要望している」との要望があった。枝野幹事長は「直ぐに問い合わせて、対応したい」と素早い対応をするとした。

 なお、会談には山崎文男鯖江市議会議長、竹内良造福井県眼鏡協会理事長、梅田吉臣福井県眼鏡協会理事長、兜信夫鯖江市繊維協会理事長、土田直越前漆器協同組合理事長も同席した。

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