トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2000/05/30
「私たちは内容に反対したのではない」〜『戦争決別宣言』採決強行を批判
記事を印刷する

鳩山代表は30日、国会内で開かれたネクストキャビネット(NC)会議であいさつし、同日午後1時からの衆院本会議で、「戦争決別宣言」が与党3党の一方的な採決で議決されたことにふれ、「私たちは内容に反対したのではない」と言明。

 さらに、「与党には(自分に協力すればカネをあげるが、しない人は徹底的にいじめるという)企業をしめつける体質があるが、子どものイジメと同じだ。この決議の背景にもそれがあるのではないか」と指摘、「与党側は、『民主党は不戦の誓いに反対した政党だ』と言いふらすに違いないが、それに屈せず、国民のために戦っていこう」と述べた。

 伊藤忠治・議院運営委員会理事も、同日の代議士会で、「先週の土曜あたりから急にもち上がった話で、議案として正式に提出されたのは今日の正午前(本会議のわずか1時間前)。手続き上も、内容も問題がある」と指摘。

 川端国対委員長も、野党が先の臨時国会から決議を求めている藤波孝生議員に対する議員辞職勧告決議について与党が無視を決め込んでいることを挙げ、「与党は、数さえあればルールも中身もどうでもいいという国会の仕上げをしている」と批判した。
 ※衆院では戦後50年の95年に類似した決議をおこなっており、与党内にも「同様な決議がなぜ今、必要なのか」という声があったという。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.