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2010/08/21
新卒者の雇用改善に向け、政府横断的な特命チームの設置を表明 菅総理
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 菅直人総理(代表)は21日午後、京都市内で雇用問題に関する視察を行った後、記者団から京都を今回の視察先に選んだ理由を問われ、「今、若者の就職状況が非常に厳しいなかで、京都ジョブパークは効果を得ていると聞いたのでどのような取組みをしているか見に来た。大変参考になった。これを一つのモデルとしてもっと活性化していきたいと感じた」と述べ、「京都のような大きい都市のみならず、地方都市はもっと厳しい状況ではないかと思っていて、基本的には日本経済を成長させていく根本的な経済政策、雇用政策が必要だと感じた」と雇用問題の改善が喫緊の課題であるとの必要性を表した。

 そのうえで、昨年から緊急雇用対策本部において講じてきた新卒者支援対策をより強力に推進するため、政府横断的な取り組みを強化した「新卒者雇用・特命チーム」を新たに設置し、来週の24日に第1回目の会議を行うことを明らかにした。

 さらに追加経済対策についての質問には、「現在、関係閣僚から話を聞き、日銀との間ではコミュニケーションをとっているので、週明けには色んな意見をまとめて経済対策を取りまとめる段階に入ることになる」との見通しを示した。

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