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2010/08/23
連合秋田と懇談 枝野幹事長
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 枝野幸男幹事長は23日午前、秋田市内で連合秋田と懇談。連合側からは工藤会長をはじめ東海林会長代行、清野事務局長、藤井、加藤副事務局長が、民主党側からは松浦大悟県連代表がそれぞれ出席した。

 冒頭、挨拶に立った枝野幹事長は参議院選挙での尽力に謝意を示したうえで、地域、県連、地方議員、連合の皆さんなどから可能か限り声を聞かせてもらいたいと述べ、「率直なご意見を」と求めた。

 連合秋田の工藤会長は、「昨年、連合20周年の年に政権交代が実現し、政策実現に期待をしていたが残念。しかし、連合としては11人中10人の候補者が当選した」と参院選挙を総括、改めて組織強化の必要性も指摘した。

 懇談で連合側は、「従来の野党共闘ならぬ与党共闘が今回はうまくいかず、力が分散してしまった」と参院選挙を振り返るとともに、「県連と連合との政策課題、地域の課題の共有ができていない」「課題認識とともに共同歩調の関係をつくることがたいせつ」などの考えが示された。

 これを受け枝野幹事長は、県連、連合それぞれに窓口を設け、日常的にコミュニケーションをとれるかたちをつくるよう、松浦県連代表にも要請。与党共闘についても、地域の事情を考慮しながらも中央での関係性を踏まえ連携できることが望ましいとした。

 このほか、連合側からは労働者の最低賃金問題にも言及し、中小企業対策の強化や、若年層の政治離れを憂い、国会議員との対話の場の設置を求める声も。「国民の生活が第一。」の方針を邁進してほしいと述べた。

 枝野幹事長は最後に、「バラ色の生活というわけには行かないが、雇用の場と生活に対する安心感が持てるよう努力していく。ちょっとでも前進しているという実感を持ってもらえるよう全力を尽くす」と表明した。

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