■菅総理(代表)記者ぶらさがり■
各界から意見を聞き経済対策を検討 菅総理が記者団に
菅直人総理は24日夜官邸で、急激な円高、日経平均が9000円割れと なったことへの記者の質問に、「為替の急激な変動は好ましくない。注意深く見ていく。経済対策は、経済界、労働界などからいろいろ意見を 聞き検討する」と答えた。
また、「新卒者雇用・特命チーム」も発足させたとして、「やるべきことはやっている」とした。
■仙谷由人官房長官会見■
仙谷由人官房長官は24日午前、官邸での定例会見で同日の東京株式市場で日経平均株価が一時9000円を割り込んだこと、円相場が一時1ドル=84円台をつけたことの受け止めを問われ、「マーケットおよび世界経済、ヨーロッパ、アメリカ、日本、アジア、全く認識は変わりませんので、マーケットの動き、投機筋が出動しているのかどうなのかということを含めて注視していきたい」とコメント。追加の経済対策に関しては、26日に党の政調役員会である種の考え方がまとまるとしたうえで、菅直人総理(代表)も既に昨日23日に野田財務大臣や荒井経済財政担当大臣と協議していると説明。26日に党からどのような提案がなされるかを見極めて柔軟に反応できる体制はとっておかなければならないと述べた。
また、新人議員との懇談会において菅直人総理(代表)が「3年間は解散しない」と発言したことについて所感を求められると、「たぶん忖度すると」と前置きしたうえで仙谷官房長官は、失われた10年、20年とも言われる現在の状況において、腰をすえて政策、制度改革に取り組んでいかないといけないという認識の表れではないかと分析した。
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