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2010/08/24
新卒者就労支援の特命チーム第1回会議を開く 菅総理、来週に具体策をまとめる方針示す 
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 菅直人総理(代表)は24日午後首相官邸で、現在の厳しい雇用情勢を受けて、昨年から緊急雇用対策本部(新卒者チーム)で講じてきた新卒者支援対策をさらに政府横断的に推進するため、寺田学内閣総理大臣補佐官をリーダーとする「新卒者雇用・特命チーム」を発足し、第1回目の会議を開催した。

 菅総理(代表)は会議に先立ちあいさつを行い、現在の我が国の雇用状況、特に大学、高校を卒業した若い方の就職が大変困難な状況に陥っていることを受けて、先の21日に京都のジョブパークを視察した(下記関連記事参照)ことに言及。そこでは若い人たちを本当に企業に必要とされる人材に育て上げながら企業に紹介し、職業安定所を通じて未経験でも正社員になれるように支援するトライアル雇用などの制度を活用して、この数年間で3万人のうち約3分の1あまりが実際に就職するという大きな成果を上げていることを紹介した。

 そのうえで菅総理(代表)は、「現在(雇用問題は)待ったなしの状態でもあるので、これまでいろいろ取り組んできていただいているものを踏まえて、できれば今年4月に就職できなかった人たち、さらには来年の新卒者の就職に向けた対応をまずは打ち出していきたい。当面1週間くらいをめどにひとつの方向を取りまとめ、その方向性を踏まえながら、さらに今後の対策につなげていきたい」と現在の雇用情勢の打開に向けて、意欲を示した。

 なお、同チームのメンバーは以下の通り。
チーム・リーダー 寺田学内閣総理大臣補佐官
サブ・リーダー 泉健太内閣府大臣政務官、津村啓介内閣大臣政務官、高井美穂文部科学大臣政務官、山井和則厚生労働大臣政務官、高橋千秋経済産業大臣政務官

関連URL
  雇用対策問題の実態と現場の取組みの把握に京都市の就労者支援施設等を視察 菅総理
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=18751
  新卒者の雇用改善に向け、政府横断的な特命チームの設置を表明 菅総理
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=18752
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