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2010/09/06
中前総支部長と暮らしの足元を見つめる新しい政治の実現を訴える 札幌市で枝野幹事長
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 枝野幸男幹事長は6日、札幌市厚別区にある商業施設と新札幌駅の2カ所を訪れ、中前茂之・北海道第5区総支部長とともに街頭演説会に参加。集まった聴衆や通り過ぎる多くの車へ、政治の世代交代を実現し、新しい政治の仕組みを皆さんとともに作り上げていこうと訴えた。

 はじめに中前総支部長がマイクを握り、「少子高齢化が進む中、生活が不安定で将来不安が広がり、しがらみのある政治には社会の変化についていけないことに皆さんが気づき、政権交代という新しい政治の仕組みを選択された。そして今日、民主党はまだまだ力不足の所もあるが、子育てや介護、農業などは社会全体で責任を負っていくという考えで、しっかりと着実に政治の方向性が変わってきた」と政権交代の成果を表した。

 そして、「今こそ社会や経済の変化に合わせた政治の仕組みを作るため、私たちの子や孫の世代を作ることに責任がある一人として38歳、親子4代道産子の私に、北海道のこの地から政治の世代交代をさせて頂きたい。決して東京目線ではなく、現場目線の北海道の北海道による北海道のための政治を作っていきたい」と訴え、挨拶を終えた。

 続いて枝野幹事長がマイクを受け取り、「今この国が直面しているのは、この閉塞感を政治の力で打ち破って行くことであり、中前さんのような若い世代が先頭に立ち、大きく時代を変えようと立ち上がってもらった。その力を何としても発揮させたいという思いで札幌にやってきた」と挨拶。

 そして枝野幹事長は、「この国の行き詰まりはこれまでの政治の仕組みや常識が全く時代と合わなくなったことである。これまでの政治は強いものを強くする政策だったが、一人ひとりの暮らしの足元へと視点を変えていかなければならない」と指摘。その第一歩として、政権交代後に着手した子ども手当てに始まる子育て支援や年金制度の一元化に向けた取り組み、後期高齢者医療制度の抜本的見直し、さらには地方交付税交付金の増額や事業仕分けなどを挙げ、今までの政治の方向とは180度変わり始めたことを力説した。

 最後に枝野幹事長は、「一人ひとりの暮らしを、仕事をあるいは高齢者の方々の老後をしっかりと支えていく。地域の身近な経済が元気になっていくこと、そこから始めて日本全体の元気を作っていくことができる」と述べたうえで、「新しい政治へ踏み出すのかそれとも今までの政治に逆戻りするのか、皆さんのお子さん、お孫さんの世代の北海道の未来のために地域の暮らしの足元を見つめることができる政治へと変えていこう」と新しい政治への転換を訴え民主党への支援を求めた。

 なお、同演説会には徳永エリ参院議員も応援に駆けつけ、民主党への支持を訴えた。

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