■菅直人総理(代表)記者ぶらさがり■
菅直人総理(代表)は13日夜、首相官邸で、沖縄県名護市議選で、米軍普天間飛行場の移設受け入れ反対派が過半数を占めたこと、日米合意に与える影響について記者に問われたのに対し、「名護の皆さんの一つの民意の表れだと理解している。いろいろな沖縄の声というのは大変重要だから、しっかりとそういった声も聞きながら、今後のことを進めていきたいと思っている」と語った。
また、尖閣諸島の衝突事案に関連して東シナ海のガス田に関する条約締結交渉が延期になったことについて日中関係全般に波及した格好になっているが、懸念すること、中国にはどんなメッセージを発していきたいかとの問いには、「日中双方の努力によって戦略的互恵関係がしっかりと発展するよう、努力していくことが必要と思っている」との見解を示した。
■仙谷由人官房長官会見■
仙谷由人官房長官は13日午前、官邸内で記者会見を行い、H2Aロケット18号機による準天頂衛星1号機「みちびき」の打ち上げが成功したことに言及し、「関係者のご努力に敬意を表する」とコメント。準天頂衛星は測位可能な場所の拡大、測位制度の向上などを実現し、市民生活に不可欠な社会基盤の整備に資するものであるとして、「政府として準天頂衛星2号機以降の整備のあり方について今後、スピード感をもって進めていく」と述べた。
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