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2010/09/17
論議を活発化させ、合意形成に全力をあげていく 鉢呂新国対委員長が就任会見で 
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 鉢呂吉雄新国会対策委員長は17日夕、党本部で就任会見を行い、ねじれ国会だからこそ野党との協議を活発化させ、粘り強く合意形成を図っていく考えを表明した。

 鉢呂国対委員長は冒頭、5年ぶりであるとともに野党から与党へと変わったなかでの就任だとあいさつし、「ねじれ国会であり、国民生活や日本経済が大変厳しい状況のなか、日本の政治の対応力が問われている」と指摘。「ねじれ国会においてまず、政策や法案について各党に誠心誠意、政権与党としての考えを協議させていただきたい。論議を活発化させ、必ず合意形成させることに全力をあげていきたい」と決意を表明した。

 鉢呂委員長はさらに、6年前の就任時には公的年金制度の抜本的見直しが必要だとして自民党と協議のもとで衆参両院の年金制度に係る改革協議会を設置し、国民の皆さんの目に見える形で議論し実現させるよう取り組んだ経緯にも言及。「日本のさまざまな制度を根本から見直すところにきている。社会保障制度全般、税制問題しかり、ねじれ国会だからこそ協議会を立ち上げ、議論を活発化させ、成案を得ることが今こそ求められている。そういう方向をつけることが大事であり、各政党に問題意識を常に投げかける必要性があると思っている」と述べた。

 「秋の臨時国会にあたって常任委員の配置換えがあるか」との問いに対しては、代表選挙においても強調された全員野球、挙党一致、適材適所の体制を具体化するとして、それぞれの希望をとりまとめながら、「政務三役経験者にも党務のところで筆頭理事、委員長などで活躍していただかなければならない」と主張。臨時国会で実績を上げるには、「政治家一人ひとりが野党の皆さんに政策、法案の中身を訴え、結果としての成案を果たすことが求められている。結果としての実績につながるよう活動していただくし、活動できるようリーダーシップをとっていきたい」と語った。

 また、臨時国会の召集については、同日、野党5党での協議を踏まえ、自民党の逢沢国対委員長から早期の開催要請があったことにも触れ、早期に召集する意向を述べ、「待ったなしの国民生活と日本経済であり早期の召集が必要」との認識を示した。


○鉢呂吉雄国会対策委員長

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