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2000/06/08
愛媛・石川・三重の参院補欠選挙が公示
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 愛媛、石川、三重3県の参院選挙区補欠選挙が、8日公示された。民主党は愛媛では公認候補を、石川・三重では推薦候補を立てて必勝を期す。3つの補選とも、自民党参議院議員が衆議院選挙にくら替え立候補するため、議員を辞職したことに伴っておこなわれる。

 愛媛県の成見憲治候補を応援するため、松山市入りした民主党の菅直人政調会長は、「今回の衆参くら替え劇は、森政権が誕生した密室劇とダブって見える。小渕前首相が倒れ、自民党の5人組が密室で勝手に森総裁を選び、『自民党総裁をなぜ決めてはいけないのか』とウソぶいているが、自民党総裁と総理選びの同一視・軽視・私物化以外の何ものでもない。今回のくら替え劇も、自民党の党利党略で衆参を入れ替えようというもので、愛媛の国会議席の私物化と言わざるを得ない」と自民党を強く批判。そのうえで「しかし、そういう手法を認めてきたことが、今のわけのわからない密室政治をつくってしまった。みなさん、政治の私物化に対し、愛媛から自民党に鉄槌をくだしましょう」と、声を枯らして呼びかけた。

 続いて成見候補が、約1000人の支持者が見守るなか、選挙事務所前でマイクを握って第一声。まず、衆参くら替えについて「愛媛の国会議員が自民党のワガママで取り換えられたことに、一県民として我慢できず出馬を決意した。みなさんも、もっともっと怒って、愛媛から国を変えてほしい」と力強く呼びかけた。また、「次々に起きる警察不祥事を見ても、政官業のゆ着で制度疲労がすすみ、機能していない。たとえれば生活習慣病がすすんで慢性化し、直すには手術しかないという状況だ。同じように、日本を立て直すにはもう政権を変えるしかない。みなさんが自分で考え、決断すれば、国政も変えられる」と政権交代実現を訴えた。

◎愛媛県選挙区補欠選挙 成見憲治さん 公認
◎石川県選挙区補欠選挙 橋本和雄さん 推薦
◎三重県選挙区補欠選挙 高橋千秋さん 推薦

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