岡田克也幹事長は25日午後、同日最初の地方視察として奈良県広陵町を訪問し、同町にで開かれていた広陵かぐや姫祭りで来賓の挨拶をすると共に、平岡仁町長はじめ、町議会議長ほか、地場産業である靴下製造会社社長らと意見交換を行った。
祭り会場に着いた岡田幹事長は、坂口忠雄広陵町靴下組合長の案内で靴下を販売している出店を視察。「私も同じものを身に付けているが、丈夫で良い物だ」と感想を述べた。
次に祭りの開会式に来賓として壇上に立った岡田幹事長は、「昨年の総選挙で勝たしていただき、政権を与えてもらったことに感謝する」とお礼を述べた後、ここ広陵町ではすばらしい靴下を生産しているとしたうえで、「日本の製造業は厳しい状況にあるが、負けずに良いものを作ってもらいたい」と挨拶した。
その後、意見交換会で岡田幹事長は、出席者から「中国製品など外国製品に押されている」、「生産量が10年前の43%にまで落ち込んだ」など、窮状についての説明や意見が出され、岡田幹事長は、「外国製品のように、ただ安ければいいと言うのではなく、良いものを作ってもらいたい」と答えた。
また、吉川政重衆議院議員をはじめ、地元の民主党の自治体議員も参加した。
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