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2010/09/28
特別会計と5500の事業を再仕分けした行政刷新PT第2回総会を開催
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 民主党行政刷新PT(プロジェクト・チーム)は28日午後、国会内で第2回総会(検証結果報告会)を開催し、9チームに分かれて、特別会計ならびに国の5500の事業の再仕分けを行い、検証の結果を報告書として取りまとめた。

 開会に先立ち、山口壮行政刷新PT座長が挨拶を行い、冒頭、各WG(ワーキング・グループ)がまとめた報告書について、「短時間で本当に立派な報告書を作っていただき、魂のこもった報告書になった」と感謝の意を述べた。また山口座長は、「5500の事業シートを全部見て検証した結果、(税金のムダを無くし、必要な所へ予算を振り向けるという)あるべき国の形をさらに追求していきたい」と、更なる意欲を示した。

 次に玄葉光一郎政策調査会長が挨拶を行い、特別会計の検証には有識者のヒアリングを重ね、5500の事業の再仕分けについても全て目を通し、政府が行った行政事業レビューとダブルチェックの機能を果たしたことを説明。そして、「税金が有効に使われずに中抜きや天下り役員の高額報酬に使われていることを改めるなど税金の使い道をチェックして、本当にその税金が使われるべき所にしっかりと流していかなければならない」と(税金の)ムダ遣い根絶に引き続き注力する考えを述べた。

 続いて蓮舫行政刷新担当大臣が挨拶に立ち、「これまで政府は各省庁で行政事業レビューの洗い出しを行ってきた。その結果、5400の事業のうち2700の事業の廃止ならびに改善で、約1.3兆円を超える支出削減が可能となった。今回の各WGの皆さんの努力を事業仕分けに生かし、予算編成の透明化、税金のムダ遣いの根絶を行政刷新の立場で行い、国の予算に反映していく」と事業仕分け第3弾に向けて決意を表した。

 挨拶の後、各WGから事業検証に関する報告が行われ、今後は各WGからの報告書を蓮舫大臣の下で行われる政府の第3弾の事業仕分けに同PTの検証結果を反映させながら作業を進めていくことになった。

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