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2010/10/01
代議士会を開催 全員一丸となって国会に臨むことを確認
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 第176臨時国会開会に先立ち国会内で1日午前、山岡賢次代議士会長の司会進行で代議士会が開かれた。

 山井和則議院運営委員会理事が「本日の本会議は休憩を挟んで2回となる」として本会議の内容について説明したうえで、会期は12月3日までの64日間とすることが議長から発議され、午後2時からの本会議では菅直人総理の所信表明演説があると報告された。

 続いて鉢呂吉雄国会対策委員長は「全力をあげて頑張るので、まずはよろしく」と挨拶するとともに、「衆議院と参議院とで多数派が異なる、いわゆるねじれ国会となったわけである。国民生活が大変きびしいだけに、このねじれ国会も誠心誠意、国会対策として全力をあげる」と訴え、「皆さんの活躍でこの難局を切り開いていきたい」と参集した議員に奮闘を呼びかけた。

 また、「現実はねじれ国会、参議院で否決されれば一般法案は一本も通らないという現状を踏まえていきたい」としたうえで、政調も発足し、活動を始めたと報告し、まずは民主党のマニフェストに基づいて法案や基本的な政策・考え方をきちんとつくり、全員参加で行っていくことが重要だと指摘。「与党も野党も国民のためには平等の責任がある。抵抗勢力による不毛な国会運営は国民の皆さんから批判が向かうと思っている」との見方も示し、政権運営する与党として中心となって日本の政治に負うことが重要だと重ねて指摘。円高、デフレ、雇用問題など深刻な事態を前に、国民生活を下支えする補正予算を速やかに国会に提出し、十分な審議のうえで速やかに成立させることが第一だとも強調した。

 岡田克也幹事長も続いて「参議院選挙までとは全く違う、新しい対応が求められている」と指摘。「国会の役割は従来以上に重要になってくる。それは同時に、本当に日本に国会が機能して、民主主義が根付いていく、そういう大きな、新しいモデルを構築する、その入口に立っていると思っている」との認識も示し、「全員野球で、国民の立場に立って、しっかりと国会運営を行っていただきたいし、執行部も努力していく」と表明した。同時に委員会において修正協議をする場なども増えると思うとして、緊張感を持って臨んで欲しいと要請した。

 幹事長はまた、10月12日告示 10月24日投票の北海道第5区補欠選挙について言及し「若くて元気のいい候補者だ」と紹介。渡辺周選挙対策委員長も、勝利に向けて全員一丸となって取り組んでほしいと応援を求めた。

 なお、会の冒頭で山岡代議士会長は、「新しい仲間」として比例九州選出の中屋大介議員、統一会派入りした無所属の辻元清美議員、新党大地の浅野貴博議員を紹介した。

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