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2010/10/08
「さらにいい党にするため頑張っていく」小松市で岡田幹事長が表明
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 岡田克也幹事長は8日夜、石川県小松市内で開かれた「民主党タウンミーティングin小松」に参加。政権党の幹事長として党運営、国会運営に懸ける思いを語るとともに、参加者からの意見に真摯に耳を傾け、「国民の生活が第一。」の原点に戻ってしっかりやっていくと誓った。

 タウンミーティングは、地元選出の田中美絵子衆院議員(石川県第2区総支部長)が司会進行を担当。冒頭、県連代表で参議院石川県選挙区の一川保夫政審会長(政調会長代理)は、「いろいろな声を聞きながら民主党の政策や国会が充実したものになるよう反映させていきたい」とあいさつし、日頃の思いをぶつけてほしいと求めた。

 岡田幹事長は、「3度目の幹事長就任」だと切り出し、今回自身の役割は、「民主党を日本の政治を担っていく、日本の政治の本流になるようにつくりあげていくこと」、「各議員、党員が100%力を発揮できる党運営を行うこと」だと表明。党が抱える諸問題に対しては、党内の機関で対応を議論し、とりまとめた結果は国民に説明を果たしていくと述べ、「さらにいい党にするために頑張っていきたい」と力説した。

 一方、国会運営については、「今国会をどう乗り越えていくかが与えられた試練」だと指摘。「参議院で過半数がない状況の中、丁寧に野党の理解を得なければ法律が成立しない」として、与野党間での話し合いの重要性を強調した。「国民生活を何とかしようという思いは同じはず」と述べた岡田幹事長は、同日閣議決定した緊急総合経済対策を盛り込んだ今年度補正予算案をはじめ、政策については野党としっかりと話し合い、野党の主張に利があればを修正していく考えを明示。「今国会は試金石」とも称し、55年体制以来の対決型から話し合い方の国会に変えていくべきだと主張した。

 続いての意見交換では、参加者の皆さんから雇用、医療・介護、農林業、郵政問題等地元が抱える厳しい現状が示され、「伝統工芸、中小零細企業への支援拡充を」「ワクチン接種の助成を」「林業再生プランへの予算措置を」と民主党政権への期待を寄せる声が相次いだ。これに対し、岡田幹事長はじめ、厚生労働委員会に所属する田中衆院議員、農林水産問題を専門とする一川政審会長が丁寧に答え、政治主導で現場の方々にとってより良い政策を実現していくと約束した。

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