トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2010/10/10
蓮舫大臣、税金のムダ遣いを無くし、正しく使う政治を実現させてほしい 北海道江別市
記事を印刷する





 蓮舫行政刷新担当大臣は10日午後、中前茂之民主党北海道第5区総支部長らと共に、北海道江別市内で遊説し、民主党が今まで進めてきたムダ遣いを無くし、税金を正しく使う政治を実現させてほしいと、雨の中にもかかわらず、足を止め熱心に聞き入る800人の聴衆、支持者に向けて力強く訴えた。
 
 また、この日の遊説には、小川勝也首相補佐官・参院議員、中屋大介衆院議員も参加し、それぞれ民主党の政策を訴えた。

 中前総支部長は演説の中で、三つの要点として、雇用・景気、医療・介護・年金、そして北海道目線の政治(地域主権)を上げて、聴衆に訴えた。

 まず雇用・景気については、北海道は有効求人倍率は厳しい数字だとして、「例えば3年は新卒扱いにする、企業への融資要件の緩和を行う」などの例を示しながら、さらに政府・与党民主党は現在緊急の景気対策を実施しようとしていると、現在の取り組みを説明した。

 次に、現在の不景気、デフレ状態から脱却できずに、社会に不透明感、閉塞感が満ちているのは将来に対する不安が大きな要因だとし、医療・介護・年金などの社会保障をあげ、これらの問題に対し「子ども手当ての導入、高齢者医療制度の更なる整備、年金制度の改革などに民主党は取り組んでいる」として、まだ不十分なところはあるが応援してほしいと、更なる支援を求めた。

 そして三番目に北海道目線の政治をあげ、「今までは東京目線での政治だが、北海道に根ざした北海道目線の政治を行っていく」と、これは民主党が推進する地域主権だと述べ、北海道の実情にあった、農林水産業、重工業はもとより、北海道の自然を利用した精密機械産業を整備していきたいなどと訴えた。

 最後に中前総支部長は、これらの政策を実行するには、喫緊の課題への対応は必要だが、「30年、50年という長いスパンで政策を実行しなくてはならない。今まで何をしてきたかも大事だが、これから何をするかを考えてほしい」と述べ、民主党の、将来を見据えた若い力に期待してほしいと、力強く訴えた。

 そして、蓮舫大臣が演説に立ち、「皆さんの生活、将来、子どもたちの日本を託してもいいと思っていただくために民主党は頑張っている。応援してほしい」と冒頭力強く訴えた。

 蓮舫大臣は、自分の祖父母は北海道の出身だ。北の大地には特別な思い入れがあると述べた上で、「皆さんが民主党政権を作ってくださって、歴史を開いてくださって、1年が過ぎた。この1年の改革はまだ不十分だが、昔の政治に歩を戻していいのか」と訴えかけ、是非この北の大地で民主党の改革を進ませてほしいと、更なる支持を求めた。

 熱心に耳を傾ける支持者らに向けて蓮舫大臣は、政権交代をして始めて、税金の使われ方がはっきりしたと、政権交代の成果を示し、「税金のムダ遣いを無くし、正しく使われるようにするために、もう少し時間がほしい」と話し、改革を進めるために更なる民主党の政策への理解と支援を求めた。

 小川勝也首相補佐官・参院議員もマイクを持ち、「厳しい結果をいただいた夏の参院選挙、民主党の代表選挙も終わり、いよいよ再スタートだ」とし、よりいっそうの支援を民主党に寄せてほしいと訴えた。

 また中屋大介衆院議員も民主党への支持を力強く訴えた。

 

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.