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岡田克也幹事長は１６日午後、和歌山市で行われた街頭演説に参加。集まった約２０００人の聴衆に対して、和歌山県の改革を県民とともに進めていこうと訴えた。
冒頭、岸本周平衆院議員（和歌山１区）がマイクを握り、「昨年皆さんのお力で政権交代が実現できた。１年が経ち、菅総理、岡田幹事長の下、新しい政治に挑戦する民主党がスタートした。『国民の生活が第一。』という原点に戻り、現下の厳しい経済情勢に対して５兆円規模の補正予算で新しい経済成長の芽を作っていく」と訴えた。さらに岸本議員は、「山があり、川があり、海もある、食材もおいしい和歌山だが、県民の人口が１００万人を切ってしまった。従来と同じような行政は終わった。県政も政治主導でやらなければならない時代に来ている。皆さんと一緒に新しい政治を作っていこう」と呼びかけ、民主党への支援を求めた。
次に、ふじ本まり子県知事選予定候補が演説を行い、集まった聴衆に感謝の意を表した。ふじ本予定候補は同日、岡田幹事長とともに和歌山を回ってタウンミーティングに参加したことを報告し、「人口が１００万人を切り、経済成長率が４７位ともう後がない和歌山の現状を先頭に立って何とか元気にしたい。中小企業の皆さんが元気になるように、また多くの方が訪れるような新しい観光立県を目指し、皆さんとともに新しい県政を作っていこう」と決意を表明した。
続いて岡田克也幹事長がマイクを受け取り、「昨年の夏に政権交代が実現し、世の中が大きく変わり始めたことを皆さんも実感されたと思う」と民主党に対する支援に感謝の意を述べた。そして政権交代が実現しなければ成し得なかった戸別所得補償制度、子ども手当や高校授業料無償化など政権与党の実績を示したうえで、「私たちは初心に返って『国民の生活が第一。』、国民の立場に立った改革を進めていきたい」と訴えた。
そのうえで岡田幹事長は、「和歌山における、さまざまな改革は始まったばかり、３人の国会議員をスタートにして、県議会、そして県政に皆さんの力で送りこんで頂いて、皆さんと一緒に改革していこう」と呼びかけ、「ぜひ民主党に対してご理解、大いに期待して欲しい」と訴え、演説を終えた。
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