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2010/10/17
「古い政治には断固として戻さない。民主党は新しい政治を作る」蓮舫大臣、JR北広島駅で
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 蓮舫行政刷新担当大臣は17日午後、JR北広島駅西口で街頭演説を行った。途中で土砂降りの雨に見舞われたが、駅前広場を埋め尽くした約600人の聴衆は立ち去ることはなく、大臣は「古い政治には断固として戻さない。民主党は新しい政治を作る」と強い言葉で訴え、その実現に向けて更なる後押しをお願いしたいと呼びかけた。

 最近の民主党政権は自民党っぽくなってきたのではないかと揶揄する一部メディアがあるが「古い政治に戻るなんてとんでもない」ときっぱりと否定した蓮舫大臣は、「私たちの改革をみてほしい」と求め、国民の皆さん方に動いていただき、扉を開けてもらった政権交代だったと振り返り、「あのとき私たちがお約束したのは古い政治に戻らない、新しい政治をつくるということだ」と力説。「だからみなさん、新しい政治をいっしょになってつくろうではないか」と、国民の皆さんの更なる力添えのもとで改革をさらに進めていこうと求めた。

 政官業の癒着の下にムダ遣いが放置され、痛みは国民の皆さんに押し付けられ、地方が切り捨てられ、地域の活力が削がれる、そんな政治が続き、日本中が閉塞感に包まれてきたのは、50年間、半世紀にもわたって、自民党というたったひとつの政党が権力の座に居座っていたためだとも蓮舫大臣は指摘。「だからこそ、そうした古い政治に決別するための大きな一歩をここ北海道から進めていこう」と訴えた。

 同時に大臣は「皆様方が納めた税金が何に使われているかこれまで政治家から聞いたことがあるか?」と問いかけるととも、国民の皆さんがどんなに声高に叫んでも何一つ明らかにされないにも係らず、痛みだけを押し付ける政治が自民党政権下ではごく当然のように行われてきたことを改めて問題視した。

 続いて蓮舫大臣は、「だから我々は皆さま方に税金の使い方を情報公開するということで事業仕分けで初めて行った」と述べ、その結果、「まさかここまでとは思わなかった、多くの税金が天下り団体に流れ、無駄な事業が温存され、税金のロスが放置されるという実態が見えてきた」と説明。政権交代し、民主党政権だからこその、この取組みの意義を改めて語った。

 そのうえで大臣は、次なる事業仕分けも断行し、「ようやく変えようとしている」政治の流れを、ようやくここまでやってきた時計の針を戻さないでほしい」と求め、新たな仲間も得て「国民の皆さんの思いを代弁する政治を」さらに行っていくと表明すると、賛同の大きな拍手に会場は包まれた。

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