トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2010/10/20
古い政治にもどるのではなく新しい政治のスタートを 札幌市内で街頭演説会 岡田幹事長
記事を印刷する



 岡田克也幹事長は20日午後、北海道札幌市内で開催した民主党街頭演説会にて演説した。

 岡田幹事長はこの1年間を振り返り、「今、問われているのは、古い政治に戻るのか、新しい政治をスタートさせるのかだ。(昨年、)政権交代し、民主党政権がこの1年でやり遂げてきたことは、まだまだ不十分かもしれないが、まだ新しい政治は始まったばかり。もう少ししっかりと時間を頂きたい」と、集まった聴衆に呼びかけた。

 そのうえで、岡田幹事長は、民主党政権の実績の一例として、子ども手当てと高等学校の実質無償化を改めて紹介した。

 子ども手当てについては、「子育てに対し、もっと国が力が入れていくこと。子育ては個人に任せるだけでなく、社会全体で子育てをやっていこうという基本的考え方への転換。そして、その考えに基づいて、予算を子育て支援に使うというものである」と子ども手当ての意義と、この10年間、子育て支援をやらなければいけないと何回も報告書を出したが、全く状況を変えることができなった自民党政権との違いを説いた。

 高等学校の実質無償化については、世界の先進国の中で、日本のように高校教育にお金のかかる国はなく、その点では日本が世界の常識に反していたことを紹介し、「無償化とは、親の所得によって、子どもの教育が左右されてはいけないという考え方である」と教育政策に対する民主党の方針と思いをわかりやすく説明した。

 これらの政策は政権交代後、民主党政権がわずか1年で実現したものであり、岡田幹事長はこれが政権交代の意義であるとした。

 また、岡田幹事長は、「私たちは政治を変えることで、今までの古い考え方を次々とやめ、新しい政策を打ち出した。あと3年ある(衆議院議員の)任期の間で、しっかりと(国民の)みなさんの目に見える形で、この国は大きく変わったと、そのことが実感できる、そういった力強い改革の政治を進めていく」と集まった聴衆に呼びかけ、民主党の「国民の生活が第一。」の視点で進めている政策への理解と更なる強い支援を心から訴えた。

 なお、街頭演説会には岡田幹事長の他、浅野貴博新党大地代表代行、下地幹郎国民新党幹事長、重野安正社会民主党幹事長もマイクを握り、「政治がやらなければいけないのは、生活を守ることと、新しく職を作ること、安心できる社会をつくることが基本」と集まった聴衆に呼びかけた。

 

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.