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2010/10/21
地球や日本の未来を真剣に考える機会を 会見で輿石参院会長指摘 
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 輿石東参議院議員会長は21日午後、国会内で定例記者会見を行い、奄美大島の豪雨被害の深刻な状況や全国での熊の被害にふれ、「この二つは今の日本の環境問題を表している。名古屋でも国際会議(国連生物多様性条約第10回締約国会議)が行われているが、松本龍環境大臣も議長国の日本として努力をしている。みんなで真剣に考えないと、地球がそして日本が危ない」と発言した。

 参議院で規程づくりを含めて憲法審査会の議論を前に進める意義について、「憲法というのは衆参にまたがっていて、参議院になかった受け皿を設置するという要請に応えただけのこと。まずは設置をしておいて逐次進めていく」との方向性を示した。

 大阪地検特捜部証拠改ざん・隠ぺい事件をめぐって最高検が同日、前特捜部長、元副部長ら両容疑者を起訴し、ならびに検事総長の辞任について、「問題が起きた際に上が責任を取るという方法が、この場合に直結するのかどうか、慎重かつ迅速な対応が求められる」との見解を示した。

 また、菅直人総理(代表)が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加を検討していることについて、それによって懸念される農業関税の撤廃の可能性について、日本の農業問題の深刻さと解決の難しさを示した上で、「時代の流れとともに変えていかなければならないものもあるので、その兼ね合いが大切。菅総理が議論をしてそのような方向に進めていきたいというのは、一つのリーダーシップの表れである。まだ議論が尽くしていないようであれば議論を尽くし、同じ党内であるから必ず解決していく問題である」と述べた。

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