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2010/10/21
「元気な日本復活特別枠」など来年度予算編成に向けて活発な議論行う 拡大政調役員会
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 民主党は21日夕、国会内で拡大政調役員会を開催し、(1)政策コンテストの流れや「司法修習生の給費制」についての検討状況の報告、(2)高校の実質無償化に関連し、朝鮮学校の取り扱いについて「高等学校就学支援金の支給に関する検討会議」報告に対する見解になどについて議論が行われた。

 会議の冒頭、玄葉光一郎政調会長が挨拶に立ち、予算編成の「元気な日本復活特別枠」について言及し、「決してパフォーマンスにはせずに、予算の見える化の一環でやりたいと思っている。結果として何のメリハリも付かない予算にするわけにはいかないので、相当の覚悟で作業を進めなければいけないと思っている」と主張。さらに「作業チームの方々はすべての事業についてのヒアリングをしているが、皆さんの意見を聞きながら最終的に決断するということをやっていかなければならないと思っている」と決意を語った。

 さらに玄葉政調会長は、「今回の予算は民主党政権で初めての本格的な予算編成であるので、成長の実現、マニフェストの実現といった観点から重要な予算であるので党の意見を反映していきたい」との展望を示し、年内編成を至上命題とする考えから、11月26日を締め切りとして各部門からの予算編成に関する意見報告を行うよう各部門担当へ要請した。

 続いて阿久津幸彦内閣府大臣政務官が政策コンテストの流れについて報告し、10月19日にパブリックコメントが終了し、インターネットだけでも20万件を超える意見が寄せられ、その他ファックスや郵送などでも多くの意見をいただいたことを説明。今後の進め方として11月上旬から評価会議で各府省からの要望ヒアリングを公開で行い、12月初旬をめどに政策の優先順位づけを行っていくことになるとの見通しを報告した。

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