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2010/10/24
岡田幹事長、連合徳島・徳島県連と意見交換会
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 岡田克也幹事長は24日午前、徳島市内で連合徳島・徳島県連との意見交換会に臨み、統一地方選に向けて、さらに地盤を固めてほしいと要請した。

 意見交換会は橋本幸子県連幹事長の司会進行で行われ、県連代表の高井美穂衆院議員がまず挨拶に立った。高井代表は、菅改造内閣が発足して1カ月がたち、政務官から国会対策副委員長(文部科学)に立場を変え、ねじれ国会の調整役として力を尽くしていると自らの日々を語った。

 そのうえで、23日に開催予定の県連大会は参院選の敗北を受けて民主党徳島県連としてまた新しいスタートを切らなければならないという強い意識を持っていると表明。仙谷由人官房長官がなかなか地元に戻れないなかにあって、この徳島の政策を皆さんと話し合うなかで作り上げていく、新たなスタートとしたいと語るとともに、統一地方選に向けて、密な情報交換をいろんな場で行っていきたいと述べた。

 続いて小松義明・連合徳島会長がマイクを握り、「衆参のねじれの中でのご奮闘に心から敬意を表したい」と岡田幹事長に敬意を表したうえで、政権運営もそうだが党運営も、大きな問題の解決に向けて一致結束して対応してほしいと求めた。

 また臨時国会について、経済対策、雇用対策、補正予算編成、外交問題と、早急に対応してもらいたいことが多々あると指摘したうえで、「丁寧な与野党協議で国会運営を充実させて法案ごとに野党の協力を得る。そういったことも含めて議会制民主主義を定着させることを期待したい」と語った。

 それを受けて岡田幹事長は「大きな代表戦をやった後だけにしっかりとした党運営を求められていると思っている」と述べ、党運営の方針として、公平で透明、そして全員野球で一人ひとりが力を発揮できる党運営を目指していく考えだと明かした。

 週末を利用して各地を訪問していることにもふれた幹事長は、「連合の皆さんともしっかりコミュニケーションしていく。しっかりと多くの人の声に耳を傾け、熟慮しながら、決めるときは決める」と強調し、熟慮断行、メリハリのきいた党運営を行っていくと表明した。

 統一地方選については(1)候補者を必ず立てる(2)複数区では複数候補の擁立を目指す(3)女性の候補者を増やす――との方針にそって、準備を進めてほしいと求めた。そのうえで幹事長は、「政権交代を1年前に実現して、国民の皆さんはもっともっと頑張ってほしい、まだ期待とはズレがあるというのが率直な意見だと思う」と語り、菅総理を全員でしっかりと支えながら内閣でも党でも「我々が目指すところを目指して頑張って実現していく」と力説した。

 約40分間にわたって意見交換は行われ、県連副代表の仁木博文衆院議員の閉会の挨拶で締めくくった。

 

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