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2010/10/31
枝野幹事長代理、岡山県の高島を視察 花咲宏基議員とSOHO・漁業関係者と意見交換
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 31日午後、枝野幸男幹事長代理は地元選出の花咲宏基衆議院議員と共に岡山県笠岡諸島の高島を訪れ、島のインターネットの高速回線を活用したSOHOと漁業関係者との意見交換を行った。

 高島でインターネット高速回線を活用し、民主党政権が行っている事業仕分けのwebサイト内にあるアイディア・ボックスのシステム設計に携わっている成瀬義彦さんは「スカイプ(インターネット電話)などを使ってやり取りできるので、今年は一度も東京に行っていないが、問題なく仕事は出来ている。インターネットがあれば、デザイナーやプログラマー等は仕事を地方に分散できる」と高島での仕事ぶりを紹介した。

 また、高島の漁業関係者との意見交換では「与党の役員が高島を訪問するのは極めて異例。心から歓迎する。島では自分で魚を獲って自給自足ができる。しかし、魚の売値は安すぎ、スーパーで売られている価格の半分程度。これでは漁業は活性化しない」との意見が出された。更に、「高島には漁船の避難港がなく、台風が来ると漁船を笠岡市の漁港まで島の若い人が避難させているため、肝心な時に若い人が島内に不在になってしまっている。何か事故があった時はどうしようもない。何年も前からお願いしているが、これは非常に困っている」と、高島の抱えている生活の問題についての指摘があった。

 枝野幹事長代理は「国会議員で漁港に避難港が必要なことを理解している議員はほとんどいないのではないだろうか。農林水産省にも島のこと詳しく知っている人もいなく、査定する財務省にも島のこのような状況を詳しく知っている人がいないので、今の話が今までわからなかったと思う。台風のときに若い人が船の避難と一緒に島からいなくなってしまうということは、今知った。やはり、地域ごとにご活躍されている方々の話を直に聞くことは大事だ」と問題の解決に向けて努力して、改められることは改めたいとの見解を示した。


 視察に先立ち、枝野幹事長代理は、岡山県笠岡市内にて開催された街頭演説会にて「去年の8月30日までできなったことができるようになってきている。その一つが事業仕分けである。一年前までの政治と今の政治と、みなさんのお支払いいただいている税金等の使われ方として、どちらの政治がいいか。まだまだ、私たちの政治が不十分だからこそ、元に戻すのではなく、みなさんに、叱咤激励され、もっともっと前に進んでいかなければならない」と民主党政権の国政報告した。

 そのうえで、「花咲議員は昨日まで私と一緒に事業仕分けをやっていただいた。今回の事業仕分けには花咲議員をはじめ、昨年当選した民主党の新しい仲間にも加わってもらい行っている。これを積み重ねて、税金の無駄遣いを止めていく。長年に渡って作られているムダ遣いの構造の壁は厚いが、諦めるのではなく、さらに前へ前へと進んでいかなければならない」と花咲議員と共に民主党の「国民の生活が第一。」の視点での政策を力強く訴え、その実現への理解と支援を求めた。

関連URL
  国民の声アイディアボックス(内閣府行政刷新会議)
 http://koe.openlabs.go.jp/
 

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