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2010/10/31
岡田幹事長、市民の皆さんと新しい政治のあり方を熱く議論 足利市で富岡芳忠議員と
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 岡田克也幹事長は31日午後、栃木県足利市を訪れ、足利市民プラザで同県5区の富岡芳忠衆院議員とともに、約100人の市民のみなさんと意見交換した。

 冒頭、富岡議員が挨拶に立ち、「4年間の候補者生活を経て皆さんのお陰で議員にならせてもらった。同時に歴史的な政権交代を果たした」と昨年の総選挙を振り返り、国会議員として、政権交代にこめられた国民の皆さんの思いに応えるべく、「その使命をしっかりと果たしていきたい」と改めて強い意志を表明した。

 そのうえで富岡議員は、「官僚主導の政治に終止符を打って、利権、既得権益の構造を打ち破ると言う原点に立ち返って、『国民の生活が第一。』の政治をしっかりとやるのが我々のつとめだ」と訴え、岡田幹事長のリーダーシップのもと、一致結束して新しい国づくりに挑戦しているところだと述べ、引き続きの民主党への支持を求めた。

 「期待が大きかった分、きびしい声もいただいている」とも語った富岡議員は、早々に結果を出すよう求める声は承知しているが、半世紀以上にわたった自民党政治の膿をしぼりだして政治の体制をつくりあげている、取組みのまさに第一歩で、今の時代に沿う、ふさわしい政治を築き上げている途上にあるとして、「じっくりと地に根を張って4年間かけてつくりあげていく」と宣言し、そうした民主党の取組みを更に支持してほしいと訴えた。

 続いて岡田幹事長がマイクを握り、「現在は大事な時期であり、しっかりと取り組んでいきたい」と述べ、まず、政権与党となった今、国民の皆さんの声をしっかりと受け止めるためにも足腰を強くすべく、統一地方選では多くの民主党の仲間の当選に向け、力を尽くしていきたいと強調した。

 岡田幹事長は続いて、「党の中がしっかりとまとまって責任を果たしていく」ことの重要性を説き、あわせて党改革を進めていくと宣言。政治とカネの問題について透明性を高めていくことを改めて宣言した。

 同時に岡田幹事長は新興国のエネルギーを我が物として日本も発展していくために、「国を開いていくこと」が重要だと指摘するとともに、少子高齢化社会にあった、医療・年金・介護制度の確立を、国が支える形での制度改革の必要性を訴え、その実現を目指す民主党への支持を求めた。

 引き続いて行われた質疑応答では事業仕分け、自民党による悪政からの転換のあるべき姿、普天間基地、子ども手当て、中小企業円滑化法、地方議員増への取組み等のテーマが取り上げられ、質問に対して岡田幹事長は自らの考えと党の方向性を示した。

 

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