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2010/10/31
岡田幹事長、足利市の菊地歯車株式会社訪問 高い技術力・販路開拓のあり方を視察
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 岡田克也幹事長は31日午後、栃木県足利市の鉄鋼団地にある菊地歯車株式会社を視察した。自動車や電機製品、航空機などの試作用部品の製造など、高い技術力で販路開拓を進めてきた同社の取り組みの説明を受けた。またリーマンショック後の大幅な売上減に際して、緊急雇用安定助成金を活用して、かろうじて従業員の雇用を維持したことなど、円高の現状を詳しくヒアリングした。その後、足利鉄鋼団地協同組合の事務所に移動し、同組合加盟の企業経営者の方々と意見交換会を行った。

 企業経営者の方々からは、「円高で海外に出て行った仕事がもどってこない」「発注元から納品価格の切り下げを求められ、コスト割れしながら仕事確保のために対応している」「経済の先行きや将来の不安のため、新たな設備投資が決断できず、若者の採用も難しい」など、円高対策や景気回復を求める切実な意見が相次いだ。

 岡田幹事長は、野党の要望も組み入れた補正予算を早期に成立させ、第2弾の景気対策を早急に実施したい、自動車・電機など裾野がひろくモノづくりの中心を担う産業が、新たな技術で競争力を発揮できるよう後押しが必要との見解を表明。意見交換会には、栃木県第5区の富岡芳忠衆議院議員、地元足利市議団も同席した。

 

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