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2010/11/04
【今日の官邸】菅総理(代表)記者ぶらさがり、仙谷官房長官会見、古川官房副長官会見
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■菅直人総理(代表)記者ぶらさがり■

 菅直人総理(代表)は4日夜、首相官邸で記者団の質問に応えた。

 同日行われた岡田克也幹事長と小沢一郎元代表との会談については「今日、会談が出来たばかりだから、さらに幹事長の努力を見守っていきたい」とした。

 ロシアのメドベージェフ大統領が国後島に続いて北方領土の他の島を訪問する計画については、「この問題を含め、日本の立場をきちっと改めて伝えていく」と語った。


■仙谷由人官房長官会見■
■TPP加盟に際してはセーフティネット拡充を当然ながら考えていく■

 仙谷由人官房長官は4日午前、首相官邸で定例会見し、記者の質問に答え、ロシアのメドベージェフ大統領の北方領土訪問を受けて一時帰国した河野駐ロシア大使からの説明について、「大使からはロシア国内の様々な見方についても説明をいただき、そのうえで大使なりの分析についても説明をいただいた」と報告。そのうえで、その内容について披瀝するのは差し控えたいとの意向を示した。また、今後の対応については大使の説明とロシア側の対応をふまえて検討していくとした。

 また、同日行われる予定の唐家セン(センは王偏に旋)前国務委員・「日中友好21世紀委員会」中国側座長との会談について、「唐家センさんは現時点でもたいへんな実力者でいらっしゃるので、いわゆる戦略的互恵関係、これを豊富化するために、これから両国の政治レベルで何が必要かということについて忌憚のない話し合いをしたい」との考えを示した。

 さらに、小沢一郎元幹事長が環太平洋連携協定(TPP)への加盟に関連して、自らは自由貿易論者だが導入の前にはセーフティネットの構築が必要との旨の発言をしたことに関連して、「小沢一郎元幹事長が自由貿易論者であることはつとに有名。FTAに対する積極的な方針が20年近く前から示されている。小沢元幹事長もなぜこの20年間低迷・停滞したかをよくご認識いただいていると思う」と前置き。

 そのうえで、「ただ、従来のウルグアイラウンドの施策は大金を投入したわけであるが、どうしてそれがセーフティネットにならなかったかということも振り返っていく必要がある」とも指摘。「現在は戸別所得補償制度というある種のセーフティネットを張ろうというのが民主党の政策であるわけだが、そのやり方、方法、範囲、規模を再検討する。あるいは拡充するにはどうしたらいいかも当然のことながら同時並行的に考えていくことになる」と語った。


■古川元久官房副長官会見■

 古川元久内閣官房副長官は4日午後の会見で、「元気な日本復活特別枠」に関するパブリックコメントを実施したことの意義を記者団に問われ、「36万を超すさまざまな声を頂いた。国民の皆様にわからなかった予算編成のプロセスを“見える化”し、一緒に考えていく。新政調戦略ステップ3の大きな要素」と述べた。

 なお、国民から寄せられた意見は、元気な日本復活特別枠に関する評価会議のウェブサイトで公開される予定。

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