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2010/11/04
【衆院本会議】菅総理に日本経済改革のビジョン質す 大串議員
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 大串博志議員は4日午後、衆院本会議で財政演説に対する代表質問に立ち、日本経済の改革のビジョンを菅直人総理に質した。

 大串議員は、日本の現状を、少子化・人口減少、未曾有の需要不足、投資機会不足の構造的課題を抱えているとして、「これまでの延長線上ではない大胆な発想でいかに作り直し、立て直していくかが問われている」として、日本経済の短期・中期・長期の見通し、それに対してどう改革していくのかのビジョンを質した。

 菅総理は、立て直しの起点として雇用を置き、新たな雇用が賃金引き上げ、需要拡大、経済拡大となる好循環を目指すと答えた。さらに、アジアの成長を国内に取り入れることも強調した。

 また、補正予算に対する総理の思いも質した。菅総理は、「スピード感が大切」として、ギアチェンジのように、緊急対策、補正予算、来年度本予算で加速するよう日本経済を運営していくと答えた。

 次に各論に入り、大串議員は、補正予算編成に関しての野党の理解を得るための工夫、円高対策、国際通貨体制、デフレ対策、財政の持続可能性の確保策を質した。

 野田佳彦財務大臣は、補正予算は与党のみならず野党の提言も相当程度取り入れたもの、円高には必要とあれば介入を含めて断固たる措置をとる、国際協調で国際通貨体制が安定するよう先のG20でも確認した、デフレ対策は、日銀に金融面での対応を期待し、政府としても 新成長戦略を本格的に実施する、財政では、経済・財政・社会保障の一体的な改革に取り組むとしたうえで、社会保障改革などでは野党とも意 見交換しながら着実に進めていくと答えた。

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