民主党ネクストキャビネットの岡田克也財政金融大臣は28日、経営危機に陥っているそごうに対して新生銀行(旧・長銀)が有している債権2000億円を預金保険機構が買い取り、うち970億円を債権放棄する方針が明らかになったことを受け、「国が税金によって私企業を救済するもので到底容認できない」との談話を発表した。 岡田大臣はまた「ゼネコンなどの問題企業を同じように救済するため、税金が垂れ流し的に使われる先例となる恐れが大きい」と指摘した。