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羽田雄一郎参議院国会対策委員長は５日午後、国会内で定例記者会見を行い、今後の見通しとして、来週はＡＰＥＣ（アジア太平洋経済協力会議）やＧ２０（２０カ国地域首脳会合）などが入ってくるため、委員会での審議を予定している旨を述べた。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の状況を映したとみられるビデオ映像の流出問題に関しては、「政府与党一体となってこれまでも慎重に対応してきたので誠に遺憾ではあるが、政府には原因の究明と報告を求める」とした。
ＴＰＰ（環太平洋経済連携協定）への現状での対応については、「まずは参加すること自体が日本に適合することであるのかを見極める段階であり、第一次産業である農業基盤を強固なものにすること、ならびに食の安全・安心を守るためにも慎重な協議が必要である」との見解を述べた。
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