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2010/11/08
【岡田克也幹事長会見】1月13日党大会「年に一回の党大会なのでしっかり議論を」
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 岡田克也幹事長は8日夕、党本部で定例会見し、会見に先立ち開かれた党役員会において来年1月13日に党大会を幕張メッセで開催すると報告したと語った。「年に一回の党大会なので、しっかりと来年の活動方針や予算などについて議論していただきたいと考えている」との意向を示し、江田五月前参議院議長が実行委員長を、長浜博行財務委員長が副実行委員長をつとめることになるとした。

 また、民主党BBL(Brown Bag Lunch)と題して、昼食時に自らご飯を持ち寄って意見交換する会を幹事長部局が中心になって開催すると役員会で報告したと明かした。「政治論や社会論を外部の方にお話をしていただき、国会の昼の時間を利用して質疑やりとりを行う」ものだと述べ、企画委員長を松井孝治参議院議員がつとめ、政調・幹事長部局の数名で運営していくことになると明かした。

 役員会においてはまた、枝野幸男幹事長代理から奄美豪雨災害対策本部(本部長:岡田克也幹事長)副本部長として行った現地調査の概要の報告があったと語った。

 さらに岡田幹事長は役員会の最後に、4日午後に国会内で行った小沢一郎元幹事長との面談内容について報告。「役員会のメンバーの多くの皆さんの意見を聞いたうえで、その意を受けて、小沢さんご自身の判断で政倫審に出てきていただくことをもう一度私が話し合いをすることになった」と述べた。

 続いて岡田幹事長は「若干苦情ではないが、昨日のある通信社の全国世論調査について一言申し上げておきたい」と切り出し、企業・団体献金の部分的受け入れを決定した際の10月28日の会見で、衆院選マニフェストには「個人献金を促すようなしくみをつくって3年後に企業団体献金を廃止すること」「当面の措置として、国や自治体と1件1億円以上の契約関係にある企業等の政治献金・パーティ券購入を禁止する」と書かれていることを改めて示し、企業・団体献金の部分的受け入れは「マニフェストに反するものではない」と丁寧に説明したにもかかわらず、世論調査において「民主党は昨年の衆院選を機に自粛していた党本部の企業団体献金の受け入れを再開する方針を決めました。これについてどう思いますか」と投げかけていることを問題視。「民主党の衆議院選マニフェストの全面禁止方針に反しており問題がある」という設問自身がまちがっており、67%の方が同意したというが、設問の立て方に問題があると考えていると重ねて指摘。「そもそも衆院選を機に自粛していていたというのも間違いであり、自粛していたのは今年になってからで、衆院選後昨年いっぱいは献金は受け入れていたわけであるので、ほぼ間違いだ」と語った。

 そのうえで、「世論調査をする際に多少の誘導はあるのだろうと思うが、正確な調査をしていただきたい」と苦言を呈した。

○岡田幹事長定例記者会見(ノーカット完全版)

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