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岡田克也幹事長は１２日午後、国会内でダニエル・イノウエ米国上院議員の表敬訪問を受け、意見交換した。滝実総務委員長（奈良県第２区）、西村智奈美国際局長（新潟県第１区）、中林美恵子同副局長・広報委員長補佐（神奈川県第１区）も同席した。
冒頭、岡田幹事長は横浜市で行われているアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）に言及し、「閣僚会議も成果をあげ、これから首脳会議が行われる」と述べ、首脳会議においてもＧ２０に続く成果をあげることへの期待感を示した。
そのうえで岡田幹事長は「外務大臣として閣僚会議に出ることを楽しみにしていたが、外務大臣から幹事長にかわり、幹事長の立場でお会いしている」と語ったのに対し、イノウエ米国上院議員は「非常に重要なお立場だ」と応じた。
岡田幹事長は外務大臣としての仕事は魅力あるものなので残念という思いもあるがと重ねて語ったうえで、いずれにしても日米関係は外交のなかで重視すべきものであると指摘。「幹事長という立場でも日米関係をさらに強めるべく」力をつくしていくと表明した。
イノウエ議員は１９６３年から４７年以上にわたり上院議員に在任している長老議員で、上院民主党の重鎮議員の１人。
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