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2010/11/13
岡田幹事長、地域活性化を実現する地域ブランド「やすぎどじょう」の養殖現場を視察 島根県安来市
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 岡田克也幹事長は13日午後、島根県安来市の「やすぎどじょうセンター」を訪問。安来市が推進し、農家が協力する形で地域ブランドとしての「やすぎどじょう」の産地形成がなされている養殖の取組み現場を視察した。視察には県連代表の小室寿明衆院議員(島根県第1区)はじめ、自治体議員が同行した。

 視察したセンターには「やすぎどじょう生産組合」の約30人の組合員皆さんが集まり、岡田幹事長を拍手で迎えた。

 渡部安来市副市長の挨拶に続き、組合長の近藤氏および安来市産業振興部の中嶋次長、金山専門官らから、安来市でのどじょう養殖の概要や出荷状況、取組みの歴史などに関する説明があった。

 昭和31〜38年ごろに農家が主導し市が協力した第一期、昭和40年〜42年ごろの市が主導し農家が協力した第二期、漁業共同組合と市が協同する形で取り組んだ昭和59年〜平成5年の第三期を経て、市が主導して農家が協力する形で現在の第四期は始まり、その後は農家が主導し、市が推進する形として第四期が続いている。

 取組みの変遷のなかで、成果があがらずに生産そのものが消滅したり、失敗が続き、「どじょう養殖は難しい」という概念が広がった末に、養殖地や飼料、稚魚の改良などを進めるとともに、どじょうセンターを拠点に、市が行うどじょう研究所での技術支援や、どじょう生産組合での稚魚販売・出荷体制の確立などが整うことによって、地域色あふれる特産品産出と地域活性化、転作田の有効活用の実現へと繋がった。

 「やすぎどじょう」ブランドは高品質であることが評価され、国内天然どじょうの平均価格がキロあたり2000〜2500円であるところ、やすぎどじょうは料理店でキロあたり4725円で、一般市場価格も5250円で取り扱われている。

 「倍以上じゃないですか」と幹事長も驚きの声をあげ、視察では丸々と太ったどじょうを実際に手にして、その高品質ぶりを確認した。

 また、どじょうを試食。視察後には記者団にどじょうの印象として、「とにかくとてもおいしかった」と語り、地域ブランド作りによる地域活性化策として大いに注目したい取組みだと語った。

関連URL
  どじょうセンター
 http://www.dojou.net/
 


(左から)どじょうを試食する幹事長 養殖されたどじょうを見定めて大き目の一匹を捕まえるのに挑戦
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