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2010/11/13
岡田幹事長、境港港湾、水産加工の現場等を視察 鳥取県境港市
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 岡田克也幹事長は13日午後、島根県から陸路を鳥取県境港市へと移動し、境港港湾を視察するとともに、境港に水揚げされた新鮮なアジを直接工場に持ち込み、徹底した衛生管理のもと、旨味や鮮度を保ちながら加工、流通を行う株式会社オークを訪問した。

 また途中では鬼太郎はじめ139体の妖怪たちがブロンズ像になって並ぶ「水木しげるロード」に立ち寄り、「子どもの頃好きだった」という鬼太郎の仲間たちを満面の笑顔で見て回った。視察には同県連代表の湯原俊二衆議院議員(鳥取県第2区)はじめ森岡としお県議会議員らが同行した。

 境港港湾の視察では北東アジアのゲートウェイを目指して取組みを重ねているという港湾管理組合の小倉事務局長の説明を受けた。小倉事務局長はウラジオストック、韓国とを結ぶ大型旅客船も就航していることを紹介したうえで、貨物も増えるなか、物流とネットワーク強化を目指していくことが地域の活性化につながるとの考えを示した。また大型船が多数寄航できるよう、港湾の整備が求められているとの指摘もあった。

 株式会社オークでは、境港で水揚げされ、直接工場へ持ち込まれたアジが、社独自の徹底した衛生管理のもとで洗浄・除菌され、機械によるスピーディーな製造工程で旨味や鮮度を保ちながら寿司ネタ用、刺身用として作られていく製造ラインを見学した。

 白衣を身にまとい、殺菌された長靴に履き替え、手洗い、アルコール消毒、エアシャワーを経て作業の現場に入った岡田幹事長は、製造ラインで、一匹一匹ていねいに下処理されたアジが、自動的に三枚おろしにされ、小骨の除去、皮剥ぎがされ、真空パック詰めされる工程を興味深く見てまわった。

 視察後に記者に感想を問われ、境港港湾を見てまわった印象については「短時間だったがウラジオストックと韓国との旅客を中心として航路があるということを改めて認識した。これから日本海がロシアとそれから韓国、中国との交流が進んでいくなか、境港が重要な役割を果たしていくと思う」と述べた。

 株式会社オークについては「従来手でやっていたものを機械が三枚におろすわけだから、味だけでなく付加価値をつけて全国に出荷するという、これからの第一次産業のいい成功例だと思う」と述べ、国内シェアの約6割を占めているという点も高く評価し、「これから回転寿司に行くとこれも同社のものか」と認識することになるだろうと語った。

 さらに水木ロードではどんな願いを込めて水木しげるさん作のブロンズ像をさわったのかと問われ、「民主党の政治のもとで国民生活が良くなるようにという願いを込めて目玉親父を触った」とコメント。また、たくさんの観光客が水木しげるロードに集まっていたことについて「地域の活性化ということでもすばらしい」との見方を示し、足立美術館はじめすばらしい観光資源が点在している鳥取の魅力に言及した。

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