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2010/11/15
【岡田克也幹事長会見】補正予算の可決・成立へ最後の努力行う
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 岡田克也幹事長は15日夕、党本部で定例会見し、「国会の方はご案内の通り」だと述べ、補正予算の本会議における採決・可決を目指し、最後の努力を行っているところだと表明。「野党の皆さんはいろいろご意見はおありだが、国民生活をしっかり支えるという立場に立って補正予算の早期の可決・成立を目指したい」と語った。

 また同日行われた役員会において、衆参一期生の研修会開催が諮られたと報告。「衆議院、参議院の当選一回の議員のみなさんを対象に研修を行う」と述べ、年内2回程度の開催を予定しており、コンプライアンスのことを中心に行うとした。その後、地元活動のあり方、選挙のノウハウなどを中心に通常国会開催中も定期的に開催することになるとした。

 岡田幹事長はさらに、北方領土問題に関して「現状は確かに厳しい」との認識を示し、「私も外務大臣として交渉して、ラブロフ・ロシア外務大臣とはかなり激しいやりとりになった。第二次大戦の結果によって決まっているのだということで、一歩も譲らないということだったので、かなり厳しく議論することになった」と説明。「そういう厳しい状況にあることは理解するが、経済の問題と車の両輪とすることで、突破口を見出すのが基本的な日本政府のスタンス、立場だと考えている」と語った。

 また、日中関係改善に向けた取り組みについては「日中両国は非常に重要な二国間関係であり、戦略的互恵ということでやってきた」とまず指摘。そのうえで「原理原則は譲れないので、そういったところについてぶつかり合いがあったことは事実だが、その問題は問題として、領土の問題は譲るということはないが、その他の分野についてしっかり協力していくことが重要だと思う。今回、(菅直人総理と胡錦濤中国国家主席との)首脳会談が行われたことをひとつのきっかけとして、より両国関係が深まることを期待している」と述べた。

○岡田幹事長定例記者会見(ノーカット完全版)

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